概要
公共空間に設置されている機器(例:自動販売機,券売機)に用いられるタッチスクリーンに表示される仮想的なボタンは接触式である. 一方,手指をかざす(以降,滞留ジェスチャ)ことでボタンが選択できれば,機器に手を触れず操作できるため,衛生面において有用である. ただし,実利用時には複数の近接するターゲットの中から1つを選択するため,近接するターゲットへの誤選択を減らす必要がある. そこで我々は,ディスプレイ上に複数個表示されるボタンに対して1つ1つを素早く正確に選択可能な滞留ジェスチャのパラメータ,ボタンの形状およびボタン間の幅について調査した.
注
本論文の著作権は日本情報処理学会に帰属します.
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